こんにちは。今回は、最近のマックハウス(7603)の株取引について、私自身の判断とその背景を正直にまとめておこうと思います。文字だけで記録を残すことで、自分自身の気持ちや行動を整理し、読み返せる投資日記として活用するためです。
まず前提として、私は完全に一人で投資判断をしています。家族や友人にも相談せず、自分の考えと経験だけを頼りにしています。もともと長期投資が基本方針で、老後の資産形成、配当金生活を目指して続けています。投資歴については非公開としていますが、株は生活の一部のようなものであり、日々情報に触れながら判断しています。つみたてNISAや投資信託も活用しており、配当や累進配当銘柄にも注目しています。投資を通じて、経済の流れや企業活動に自然と目を向けるようになり、日々の生活も少しずつ変化しています。
投資信託については、リスク分散の一環として少額から取り組んでいます。個別株と違って自分で企業を選ぶ手間がかからない分、手軽に市場全体へ資金を広げることができるので、長期資産形成には欠かせない存在です。
今回のマックハウス投資について
今回マックハウス株を少しずつ買い増しているのは、正直に言えば「ここまで下がったなら、そろそろ反発するのでは」と考えているからです。実際、2025年6月初旬に以下のような買い付けを行いました。
- 6月5日:117円で3株、115円で1株
- 6月6日:118円で2株
合計6株。取得単価は平均するとおよそ116.3円程度です。とはいえ、実際に何株保有しているかや、いつから始めたかといった詳細は公開していません。ちなみに今回の買付資金は、過去に受け取った配当金を活用しています。自分の資産が働いてくれて、次の資産を生み出す感覚は心地よく、前向きな投資姿勢にもつながっています。
このような買い方ができるのは、株を“生活の中の自然な一部”として捉えているからかもしれません。資金がある時、チャンスだと思える時に淡々と購入する。このスタイルが自分には合っています。投資は一気に結果を求めるものではなく、コツコツと続けてこそ意味があるものだと感じています。
なぜマックハウス?
銘柄を選んだ理由はシンプルに、「株価が下がっていたから」です。ただし、それだけではなく、過去のチャートからも下落のあとはある程度戻す傾向が見えたというのも根拠のひとつです。マックハウスは過去にも大きく下げたあとに持ち直した時期があり、その記憶が今回の判断にも影響しています。
もちろん、会社としての現状には課題が多いと感じています。業績は不安定ですし、店舗の閉鎖や親会社の交代、販売戦略の迷走など、正直いってポジティブな印象は持っていません。服のセンスや売り方も「時代遅れ」と感じることが多く、四季報やIRを読まなくても、店舗の実情を見れば課題が伝わってきます。個人的には、「何もかも全部がダメな企業だ」と思っている部分もあります。
ただ、そんな中でも最近ではコラボ施策などの新しい取り組みも始まり、「この方向性がどう転ぶか」が見ものだと思っています。最終的には、古い経営陣の体質が変わり、今どきのトレンドをつかむようになってくれることを願っています。もし会社の方向性が現代的なニーズに合致してくれば、大きな変化につながる可能性もあると考えています。
リスクと向き合うスタイル
私の投資スタンスは、「リスクを避けるのではなく、なるべく小さくする」こと。今回も単元未満株で、SBI証券を使って少しずつ買い増しをしています。これにより、値動きの影響を最低限に抑えながら、自分の思い描くタイミングでポジションを作ることができます。
ちなみに「単元未満株」とは、通常の売買単位(100株)よりも小口で購入できる仕組みのことで、少額から株を試せる初心者向けの方法としても知られています。私のように少しずつ投資を続けたい人にとっては、非常にありがたい制度です。
たとえば、今回は「110円くらいまで下がる可能性もあるかも」と見ていましたが、現状では115〜118円を中心に買っています。100円を明確に割り込むような動きがあれば、いったん撤退も視野に入れるつもりではありますが、現時点で撤退を考えているわけではありません。むしろ、「この水準が続くなら、次の単元が見えるところまで買い増す」というのが今のスタンスです。
このように少額分散で進めることで、精神的にも楽に投資ができます。実際、昔は株価の上下に心を乱されていましたが、今ではある程度冷静に対応できています。特にマックハウスのように“将来どうなるかわからない”銘柄に関しては、この柔軟性がとても大切だと感じています。
含み損と向き合う気持ち
含み損が出たとしても、あまり気にしないようにしています。「まあ一時の損だな」と思えるのは、少額分散で買っているからこそ。昔は日々の値動きに一喜一憂していた時期もありましたが、今はむしろ冷静です。どんな結果になったとしても、そのプロセスは自分で納得して選んだものだからです。
また、マックハウスのようなリスク高めの銘柄は短期目線、食品系などは長期目線と、銘柄によって保有スタンスを変えてリスク管理をしています。このように目的別に銘柄を使い分けることで、全体のバランスを保ちつつ、自分の目指す投資スタイルを形にしています。
利確の考え方
マックハウスが仮に急騰した場合は、狙いすぎずに一部を売却するつもりです。私の中での方針は「欲張らない」こと。高すぎる目標を追うと、判断を誤る可能性があるからです。実際のところ、明確な売却ラインは非公開としていますが、自分の中にはしっかりとした基準があります。
利確の判断は銘柄によって変わります。すぐに売ることもあれば、じっくり持つこともあります。今回のマックハウスについては、もし利益が出た場合には、一気に売却する方向で考えています。利幅が出たタイミングで素早く動くことが、自分の取引スタイルに合っているからです。
逆に、撤退に関しては、現時点ではまったく視野に入れていません。仮に一時的に株価が下がり、含み損が出たとしても、ただちに売ることはありません。マックハウスについては、極端な暴落、たとえば“劇的に下がる”ような場合を除き、基本的には保有を続ける方針です。少額からの積み上げなので、気持ちにも余裕がありますし、どちらかと言えば「負けても持ち続ける」覚悟で向き合っています。
このように、利確については冷静に見極めながら積極的に動く一方で、損切りに関しては非常に慎重です。銘柄ごとの性質や、今後の期待値によって対応を変えるという柔軟さも、自分の投資スタイルには欠かせない要素になっています。
投資と生活のバランス
生活面では、投資を意識するようになってから外食を控えるようになりました。その分、食費を節約し、投資資金に回せるようになったのも変化の一つです。普段の買い物でも無駄な出費を避け、冷凍野菜や業務スーパーを活用して節約しつつ、少しでも将来に備える意識を高めています。お金の使い方ひとつで未来が変わる、という考え方が日々の選択に影響しています。
節約で浮いた資金をそのまま口座に寝かせるのではなく、「働くお金」として運用することに価値を感じるようになりました。日常の行動と資産運用が繋がっているという感覚は、投資を続けるうえで大きなモチベーションになります。
投資とブログの意義
このブログを書いているのは、記録として残すことに意味があると考えているからです。そして、読まれることが励みにもなります。読者の方が少しでも共感してくれたり、少額投資の始め方の参考にしてくれたら、それだけで続けるモチベーションになります。
今回のように、たとえこれが失敗に終わっても、経験として記録を残せる。それが投資を通じて得られる“もう一つのリターン”だと私は思っています。ブログは単なる記録だけではなく、読者とつながる手段にもなっています。今後も売買の記録や感じたことを素直に綴っていきたいと思います。
他銘柄への関心とスタンス
現在のところ、マックハウス以外に同じような買い方で攻めたいと思える銘柄は見つかっていません。これは単に「他の銘柄を見ていない」という理由もありますが、それ以上に、自分の中で納得できるタイミングと対象が揃っていないからでもあります。
四季報やIR資料を読み込んで他銘柄を比較・検討するようなアプローチは、今の自分には合っていないと感じています。数多くの情報に振り回されるよりも、ひとつの銘柄とじっくり向き合い、その中で自分なりのロジックを作っていく方が、安心して投資を続けられるからです。
もちろん、それが最善とは限りません。ただ、「自分に合った投資方法を見つける」ことが最も大切だと考えているので、現時点ではこの方法を続けています。
投資におけるメンタルの重要性
投資では、損益以上に大事なのが「心の持ち方」だと痛感しています。上がった、下がったに一喜一憂するのではなく、自分が決めたルールに基づいて淡々と動くこと。その積み重ねが、振り返ったときに“納得できる投資”につながっている気がします。
人と比較しないことも、意識的に心がけています。SNSやネット掲示板では短期の大きな利益に注目が集まりがちですが、そこに感情を揺さぶられると、自分の判断軸がぶれてしまいます。「他人は他人、自分は自分」と言い聞かせ、孤独でも自分のスタイルを守るよう努めています。
この記録の価値
こうして文章に残すこと自体が、私にとってのリターンになっています。誰かに認められたいというより、「過去の自分と対話する」ような感覚で記事を書いています。読み返した時に「この時こう考えていたんだな」と思えたり、「成長したな」と感じられたら、それだけで意味があります。
今後も損をすることはあるでしょうし、うまくいかない取引もあると思います。それでも、“過程を残す”という行為自体に価値があると信じているから、続ける意欲が湧いてきます。
今後の方針とまとめ
今後もマックハウスの株価がこの水準で推移するようであれば、引き続き少しずつ買い増していく予定です。業績回復や店舗運営の見直しが見えてくれば、長期保有に切り替えることも考えています。
とはいえ、現時点ではあくまで短期スタンスが基本。大きな期待というよりは、「将来的にうまく転んでくれたらいいな」という気持ちで向き合っています。
マックハウスという銘柄に対しては辛口な評価を持ちながらも、少額投資という形でリスクを抑えつつ、日々の動きを楽しんでいます。これが、私の“等身大の投資”です。